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ノルウェー王国66°33′(北極圏その2)

6日目

ボードーを出港し、次の寄港地『トロムソ』へ航行中の景色!

 

『MS Nordlys』パノラマラウンジより望む虹☆

 

    

 

『フィンネス』港!『男の子が描かれた建物』があり、記念撮影スポットとなっているそうです!

 

 

 

『フィンネス』港を出港し、『MS Nordlys』はフィンネス、トロムソ航路に位置する『うず潮ポイント』へ向かいます🚢

 

   

 

『うず潮』の様子です!うず潮と聞けば『鳴門のうず潮』をイメージしますが、幾つかの川の河口から流れ込む水流で起こる『うず潮』のため、渦を巻く様子は穏やかです!

 

   

 

『MS Nordlys』トロムソ寄港!

『トロムソ』は北緯69°40′『トロムス島』位置する人口約6万8千人、ノルウェー第8位、北部ノルウェー第一の都市です!『トロムス島』は面積21k㎡の小さな島ながら、自治体人口の半数以上がこの島に居住しており、東側の本土とは『橋』と『トンネル』のルートで接続されております。島の対岸に建てられた『北極教会』(ヨーロッパ最大のキリスト復活のステンドガラスで有名)近くには『ストールシュタイネン山』(標高421m)に登るロープウェイがあり、『トロムソ』の街や周囲の島々を一望できます!北極圏に位置しながら海流の影響で同緯度の他の地域よりも気候は穏やかで『永久凍土』の無い地域です!前日の『ボードー』同様に、5月から7月のかけて『白夜』が続きます!

19世紀に北極圏での狩猟や漁業の活発化に伴い、トロムソは『交易の拠点』となりました。19世紀の終わり頃には北極探検の出発点としても有名になり『アムンゼン』もトロムソから北極へ赴いたことは広く知られております。第二次世界大戦の戦禍に巻き込まれることがなかったため、街の中心部には近代建築に交じって歴史的な木造建築物が集積しており『トロンハイム』以北では最大規模です。『北のパリ』と称され、水産業から得られる潤沢な資金が『トロムソ』に集中し、経済成長が進みました。現在も水産業は重要な産業であり、ノルウェー水産輸出品の大部分は『トロムソ』から出荷され『ノルウェー水産輸出公社』の本部が所在します。また、『貯蓄銀行』『漁業組合販売部門』『電力会社』などの高収益企業や、世界最北端のビール工場『Macks』などが本拠を構え、経済活動が盛んです。産業雇用の半分は政府関連の職で占められ、『北ノルウェー大学病院』『トロムソ大学』(北ノルウェー病院・約5,000人、トロムソ大学・約2,500人が従事)『ノルウェー北極研究所』『トロムソ県庁』などに従事しております。

文化芸術活動も盛んであり、『トロムソ交響楽団』『ハロガランド劇団』『北ノルウェー美術館』『トロムソ現代ギャラリー』などの大規模な美術館があり、1月には『トロムソ国際映画祭と音楽祭』が開催されます!生活インフラは北極圏の一都市とは思えない程に充実しており、物価の高さを除けば、大変住み良い街だと思います!2018年10月現在『トロムソ』には1名の日本人が在住しているそうです(福岡県久留米市出身だそうです)縁あってその方とお会いすることが出来ました☆因みにノルウェー全体では約1000人の日本人が暮らしているそうです!1000分の1のご縁でした☆

 

☆トロムソ上陸☆ トロムソ港のバス及びフェリーターミナル!

   

 

フェリーターミナルよりトロムソ中心地を抜け『ストールシュタイネン山』(標高421m)登山ロープウェイのりばへ!

 

     

 

『ストールシュタイネン山』(標高421m)ロープウェイのりばへ向う途中の住宅街!この地域は戸建て住宅中心の街並みで集合住宅はあまり見かけませんでした🏠

 

      

 

中が空洞の『積石』です!ノルウェー特有の平地が少なく山が海まで迫る地形は、何処か日本と似た景色です!

 

 

 

『ストールシュタイネン山』(標高421m)に登るロープウェイ!

 

  

 

ロープウェイの籠の中より望む対岸の『トロムソ』の街!

 

   

 

『ストールシュタイネン山』山頂より望む『トロムソ』の街及び周囲の島々!』(標高421m)の山頂はかなりの積雪量でした!

 

      

 

山頂に世界の国々の方位が示された木製のプレートがありました!

 

 

 

世界最北端のビール工場で製造された『Mack』ビール🍺お味は大変美味しいです☆お値段は確か一杯『80クローネ』(1ノルウェークローネ15円換算)日本円にして『1,200円』だったと思います¥

 

    

 

『北極教会』教会の地下は『核シェルター』になっており、教会の出入口扉は厚さ20cm程の堅牢な造りです!1965年建築、前述のステンドガラスの美しさと共に、建設当時の『東西冷戦』という時代背景を色濃く残す歴史遺産でもあります☆

 

  

 

『北極教会』地下シェルター!

 

 

 

『北極教会』より望む街の景色

 

     

 

トロムソ中心部

 

        

 

世界最北端の醸造所『Mack』ビールの本社及び工場🍺

 

 

 

途中水族館に立ち寄りました!画像のアザラシは国際交流で日本とご縁があったらしく名前は『華』さんと言うそうです☆日本でも20数年以上昔にに放映されていた『少年アシベ』というアニメに登場するアザラシの『ゴマちゃん』という名前の由来に、この水族館が関係しているそうです!

 

    

 

『HURTIGRUTEN』のターミナルです!建物内はあらゆるショップが入店してます!因みにこの画像は、補修ならびに改装工事中の建物を除き、ノルウェー入国後に初めて発見した空店舗です!全体的に空室ならびに空店舗は少ないようです!

 

 

 

『MS Nordlys』次の寄港地に向け出港です🚢

 

   

 

出港後約2時間を経過したころ『HURTIGRUTEN』南航路航行中の『MS Kong harald』とすれ違いました!

 

 

 

本日は意を決して7階の屋外デッキで『オーロラ』の出現を待ちましたが、雲の隙間から覗く月を見たのが精一杯で、肝心なオーロラにお目に掛ることは出来ませんでした!

 

   

 

7日目に続く!