2日目
一夜明けホテルからオスロ駅へ向かい、鉄路にてノルウェー第二の都市『ベルゲン』を目指します。首都オスロは人口約60万人弱の都市。ノルウェーを含む北欧諸国の人口は増加傾向にあるという。オスロの中心地は再開発のため現在建設ラッシュ真っ只中!街の至る所でタワークレーンや足場に囲まれた建設途中の建物を見掛けます。『ムンク美術館』『オペラハス』など芸術にも造詣が深く、スタイリッシュな建物が立ち並ぶ大変きれいな街並みです。駅に到着し日本で言うところの乗車前の『買出し』を試みるべく、駅構内の『コンビニ』『キオスク』に立ち寄ったところ、何と酒類が販売されていないのです!酒類に対する規制が厳しく、販売を許可されているスーパーマーケットでさえも販売は18時まで。またPART1で触れたマクドナルド同様に物価は日本の2倍以上、酒類に至っては約3~4倍です。日本の消費税に相当する税率は私が購入、飲食した物に限って言えば25%(※税率は物品により異なる)でした。医療費無料、教育費無料、子供一人当たり18歳まで月額¥18,000円程度の手当の支給、67歳から老後生活に不自由のない金額が支給される年金、『高負担高福祉』の社会保障制度ではありますが、移民の問題等もあり一部の国民からは不満の声もあるようです。徴税制度は日本の申告納税制とは異なり、給与等の収入より税務当局が予め税を差し引いた残りの額が個々に支給されるそうです。現在までのところ日本との相違点ばかりですが、電車の時間が比較的正確なことは日本との類似点といったところでしょうか。また、キャッシュレス化は日本の数倍進んでおり、決済はクレジットカードで行われるのが一般的です。因みに『AMEX』は利用可能な店舗が少なく、『MASTER』『VISA』は何処でも利用可能のようです。
午前7時、駅へと移動するバスの車窓から望む景色はまだ暗く、日本と比べ日の出時刻の遅さを感じます。
オスロ駅 (旧駅舎)
駅構内、程度の差こそあれ何処の国も通勤ラッシュは存在するようです🚃
本日乗車のベルゲン鉄道、路線距離489km(オスロ・ベルゲン間)・最高標高1222mの『フィンセ駅』を通過する山岳鉄道です。プラットホームに荷物搬入のトラックが停まっているのが見慣れぬ光景です。あと5分程でベルゲンに向け出発です!
ベルゲン鉄道の車窓より(登山中)
標高1222mフィンセ駅及び周辺の氷河
フィンセからベルゲンまでの風景(下山中)
終点ベルゲン駅到着🚃!
ベルゲンは人口約27万人のノルウェー第二の都市です!1979年にユネスコ世界遺産に登録された石畳みの街並みはとても美しい!海岸線近くまで山が迫っており街は平地が少なく、斜面に張り付くように住宅が建ち並んでおります
世界遺産『ブリッゲン』地区の街並み!14~17世紀頃に建てられた切妻屋根のカラフルな木造建築群は倒壊の可能性も否めない程(地震大国の日本であれば現存困難)の傾きが見られますが、世界遺産の一部を構成する貴重な建築遺産!至るところで修復工事が行われてました🏠
ベルゲンの不動産店!ウィンドウに物件情報が掲示された状況は日本同様です!ノルウェーは全般的に平地が少なく居住地域が集中するため、賃貸・売買共に高値のようです¥
世界遺産群を背にすればきれいな港町が一望できます
HURTIGRUTEN(フッティンルーテン)乗船!20:00ベルゲン出港『HURTIGRUTEN』については3日目でご説明いたします
3日目に続く!