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ノルウェー王国71°10′21″(欧州最北端)

7日目

 

トロムソを出港し『MS Nordlys』は次の寄港地『ホニングスヴォーグ』へ向けて航行中🚢

『ホニングスヴォーグ』へ向かう途中に朝焼けを見ることが出来ました!水面に反射する太陽の光が幻想的です!小島や岩礁が多いため灯台も頻繁に見かけます!

       

 

『HURTIGRUTEN』南航路航行中の『MS Lofoten』とすれ違いました!『HURTIGRUTEN』の船の中でも『クラシックタイプ』と呼ばれ、12隻中一番古い船体です!内装やクルーの制服なども1960年代当時のものに再現され、『HURTIGRUTEN』の船旅を何度も経験されている方は、あえて『MS Lofoten』に乗船する程の人気があるそうです!また、『HURTIGRUTEN』12隻の船体の中で、唯一自動車の積載が出来ない小さな船体であるため結構『揺れる』そうですが、機会があれば一度乗船し、雰囲気を味わっててみたいものです☆因みに『MS Nordlys』はスタンダードタイプと呼ばれる船体です🚢

 

   

 

『ハーヴォイスン』『ホニングスヴォーグ』間の風景!

 

     

 

『マーゲルエイスンダ』の風景☆

 

 

 

『MS Nordlys』ホニングスヴォーグ到着!

『ホニングスヴォーグ』は『マーゲロイ島』南部に位置する人口約2,600人程の街です!この地域には約13,000年程前から人が住み着いたそうです!また、『サーメ人』の住むエリアの一部であり、現在でもその一割程度は『トナカイ』放牧を職業としております🌲欧州最北端にありながら付近の海を暖流が流れるため、緯度の割に比較的温暖な気候です!街の中心から4km程の場所には空港も整備され『トロムソ』便などが就航してます!バレンツ海南部の『暖流』の影響で海が凍らないため、街に豊かな海の恵みをもたらすほか、島北端の(欧州最北端71°10′22″)『ノールカップ』へ向かう中継地点になっており、観光地としての賑わいもあります☆北緯71°に位置するにも関わらず、樹木も生育しておりました🌲

 

🌲ホニングスヴォーグ上陸🌲

北緯71°10′21″『ノールカップ』を目指します!

   

 

『ノールカップ』までは岬に通じる道が1956年に完成し、港から片道約35km、40分程の距離です!バスに乗り込み『いざ出発』🚌

 

    

 

道中見掛けた『欧州最北端のガソリンスタンド』!『欧州最北端のスーパーマーケット』!『欧州最北端の海水浴場』!夏場の気温は15℃にも満たない中、現地の方は画像の砂浜で海水浴を楽しみ、数日足らずの夏を満喫するそうです!

 

     

 

海抜の上昇と共に景色が変化していきます!私達を乗せた大型バスも片側一車線の山道を結構なスピードで走行しておりますが、そのバスを10人乗り程の小型バスが猛スピードで追い越して行きます!とにかく欧州の方は日本では考えられない位(一部の輩を除く)のスピードを出します!広大なユーラシア大陸を長距離移動することがもたらした習慣なのかも知れません!同じ速度でも道幅が狭いだけに米国よりもスピード感を感じます!

 

       

 

欧州最北端!北緯71°10′21″『ノールカップ』到着!

北の果てまで来たような気分ですが、北極点までは2,100km以上の距離があります!『ノールカップ』の周辺の海域はノルウェー海とバレンツ海の境界にあたります。欧州全域にわたる自動車道路網『EV1』の起点でもあり、大西洋岸に沿って欧州を縦断し、終点のポルトガルまでの総延長は約8,200kmに及ぶそうです!流石は大陸のスケール感です!

 

数々のモニュメントが設置されてます☆

       

 

モニュメントには『平和へのメッセージ』が込められております!

 

 

 

欧州最北端で見た虹☆

 

 

 

高さ307mの断崖は遠目に見ても流石に足が竦みます!

 

     

 

コインの形をした『モニュメント』の説明です!『あゆみ』と日本の女の子の名前と顔が刻まれたモニュメントも設置されてます!冷戦時代の緊張感を経験したお国柄ゆえに平和への願いは強いようです☆

 

 

 

建物内部(地上階部分)

 

 

 

建物内部(地下部分)

 

 

 

地下には『欧州最北端のチャペル』『欧州最北端のシアター』があります☆

 

     

 

地上では『欧州最北端の郵便ポスト』『欧州最北端の壁時計』『欧州最北端の重機』『欧州最北端で飲むMackビール』!ビアグラスの上の絵葉書を自分宛に欧州最北端の郵便ポストに投函しました!11月5日現在未着です…📪

 

   

 

『ホニングスヴォーグ』の中心部は山が海に迫り、平地が少なく、切り立った崖の上や斜面に張り付くように建物が建築されております!住宅事情は本土同様大変な様子です!中心部に近づくにつれ集合住宅を目にします🏠

 

         

 

街の中心部です!『ホニングスヴォーグ』の地元の方曰く、この島は島を離れる人が少なく(島民のほとんどが地元で職を得て生涯を過ごすそうです)、地元愛が大変強いそうです!『ノルウェー』は地域特性に応じた産業が『適正な収益を生む産業基盤』として確立され、島嶼部も都市部同様に就業機会が確保され、適正な収入が得られる仕組みがあるように感じました!ノルウェーでは産業や企業の担う役割が単に収益のみを追求するものではないのかも知れません!サービス業ですらも日曜日は休業する社会ゆえ、仕事に対する考え方は日本も『働き方改革』を提唱したものの、事情は随分異なるようです!勿論、一長一短はありますが・・・

 

       

 

『海産』『海運』など海に関する産業が基幹産業のようです🚚

 

      

 

旅も終盤を迎え『HURTIGRUTEN』北航路の終点『キルケネス』に向け出港です!

 

8日目に続く!